平成28年度第5回寺子屋教室が10月29日(土)に行われました。
○クマムシ教室
皆さんは、クマムシという生き物をご存じでしたか?
大きさはだいたい1mmの半分くらい。
道ばたのコケなど私たちの身近なところにも棲んでいる、とっても小さな生き物です。
このクマムシ、なんと-273度の低温や、100度の高温、真空、果ては宇宙空間というキビシイ環境にも耐えることができる、すごい生き物なのです。
今回は、クマムシ研究者であり、板四の保護者でもある國枝武和さんを講師にお招きし、みんなでクマムシを顕微鏡で観察しました。
初めに、スライドやビデオを使って、クマムシについてのお話をしていただきました。
なんと、南極や深海、高山といった厳しい環境にも、クマムシは棲んでいるのだそうです。


次に、いよいよ、本物のクマムシをみんなで観察しました。
クマムシは、乾燥すると完全にひからびて動かなくなるのですが、死んだわけではなく、水をかけると元のように動き始めることができるのだそうです。
まずは、乾燥した状態のクマムシを顕微鏡で観察してみました。


顕微鏡を使うのが初めての子も、わくわくしながら接眼レンズをのぞいていました。
「わー、つぶつぶが見える」
「動いてないね」
などの声が聞かれました。
次に、乾燥したクマムシをドライアイスで凍らせた後、水をかけて、クマムシを復活させる実験をしました。
「まだ動かないな」
「あっ、動いた!」
少し動き出したクマムシがいましたが、残念ながら、復活率があまりよくないようです。
そこで、凍らせる前の乾燥クマムシに水をかけて、復活させてみる実験もしました。
こちらはけっこう復活率がよく、あちこちから
「動いた!」
「うにょうにょしてる。かわいい〜」
といった歓声が聞こえてきました。
最後の國枝さんへの質問コーナーでは、子どもたちからも大人たちからも、活発な質問が飛びだしていました。
子どもたちの「ふしぎだな」「どうなるんだろう」「わくわくするね」の表情をたくさん見ることができた教室でした。

参加人数は、児童24名、大人14名、幼児6名でした。
板四小いきいき寺子屋では、今後も、このように講師をお迎えした教室の企画も行っていく予定です。
○ドッジボール
運動プログラムは前回に引き続きドッジボールです。
さくら会のお父様方が今回も指導して下さいました。
10時前から待ちきれずに体を動かす子も沢山いました。

全員揃ったところでまずは挨拶。その後は掛け声をかけながらランニング。

準備体操も念入りに。ドッジボールは突き指もしやすいので指までしっかり動かしていました。

次はパスとキャッチの練習です。
さくら会の方にお手本を見せていただきました。
2人ペアになり山投げパスとキャッチの練習。

パスとキャッチの練習の後はアタックの練習です。
山投げのパスとは違い、まっすぐ速く!キャッチもだんだん上手になってきました。

少し休憩をした後、今度は試合に入ります。
ルールの説明もホワイトボードを使って丁寧にしていただきました。

そしてよいよゲーム開始です。
まずは高学年チーム

低学年チームもお互いに挨拶をしてゲーム開始

低学年がゲーム中、高学年チームは校庭でも練習をしていました。

この日は少し肌寒かったですが、子供達は全然平気そうでした。元気ですね。
最後にお礼の挨拶をして解散となりました。

今回、ドッジボールの参加者は33名でした。
さくら会のお父様方ありがとうございました!
|
●平成28年度 |
03:46 PM | comments (x) | trackback (x) |